昇格争いの無い中で

最終戦のFC刈谷のオフィシャルマッチデープログラムに「チームを変えた経験、新たな刈谷の心臓」と表紙に掲載


23節を終えて15位の長野(残り11試合)

 

今季の長野は前半戦最下位で折り返し、後半戦開始から3連勝したが、群馬、福島に連敗し藤枝とドロー。昨年は10位、一昨年は5位、3年前は3位、4年前3位、5年前2位。

 

4年前までは昇格争いをして、終盤まで楽しみがあった。

3年前~今年は全く昇格争いとは関係ない状況である。シーズン真中で優勝争いから遠い位置に居ることが当たり前な状況になっている。残念なシーズンを送っている

 

今季長野からFC刈谷佐藤悠希が移籍した。その為に長野からFC刈谷の試合を応援に行くサポさんが多くいて、その縁で刈谷サポが長野の応援にも来てくれる交流が深まっている。今週は長野トップ試合が無いが、悠希が属するFC刈谷はリーグ戦優勝を懸けた大事な試合が有り、橙宴さんプレゼンツ・アリーナさんのツアー企画に参加した。

 

FC刈谷は現在東海社会人サッカーリーグ1部に所属してJFL昇格を目指している。以前JFLに所属していたが降格してから10年が経ち再昇格を目指している。

昨季は地決決勝リーグ4チームに残り上位2チームがJFL昇格のところ、3位で終わった。その悔しさを晴らす為の戦力として悠希が唯一プロ契約として加入した。

 

今季刈谷の前半戦は悠希の得点により上位をキープして、後半戦は昨年までのエース中野が本領発揮して、先週首位だったFC伊勢志摩を撃破して天王山を制し首位に立ち最終戦を迎えた。中野のヘッドの1点を守り切り優勝した。後は地決の決勝リーグに進み2位内を決めてJFL昇格して欲しい。

悠希の存在は刈谷に昨年までとは異なる次元のサッカーをもたらしたと、多くの刈谷関係者から聞くことが出来た。悠希の笑顔に充実感を感じる。

 

長野の地域リーグからJFLを目指した時は知らなかったので、刈谷を見ながら長野のその頃をオーバーラップして見ていた。

刈谷のサッカーは「縦に早く常にゴールを目指すサッカー」長野には無い素晴らしく勢いのあるサッカーをしている。長野も昔はこのようなサッカーだったのか。

 

優勝後の祝勝会に悠希と刈谷選手2名、刈谷サポと長野サポが集まった。その後二次会も開催され、そこには刈谷フロントの代表代行という偉い方も加わっていただき、その方から悠希の大ファンであり、別次元の選手で大好きだと聞けて、本当に悠希が刈谷にフィットして長野同様に愛されていると感じた。

 

刈谷の2選手も交えてサポと選手の距離感が全く長野とは違うと感じた。長野の地域リーグ時代同様だったのか知らないが、長野はあまりにも選手が遠すぎて距離感を感じる。もっと近ければ、選手もサポからの熱い気持ちを体感出来るし、サポはもっと応援したいと感じて絶対勝ちたいとお互い感じ合えて今より良い方向にいくのではと感じた。

 

【J3と地域リーグでの選手とサポーター間の距離の差とは?】

 

サポーターの数が違う為にサポも様々な人がいることで選手の対応が大変という側面はあるかもしれない。でも最低の接し方ルールを決めて、それに反したサポを外すだけで殆どのサポは選手に対して好意を持って接して、それを受ける選手はサポの気持ちを直に感じてお互いより頑張れる関係になれると思う。

 

今回このように長野を去った選手のツアーを企画して催行していただいた橙宴の成沢さん、アリーナの滝沢さん、きっかけを作ったパルサポの美奈さん、石川さん刈谷のフロント、選手、サポーターのご協力のお陰で今まで味わったことのないバスツアーを経験する事が出来ました。有難うございます。皆さんには感謝しかないです。

 

帰りのバスに悠希が同乗というサプライズが!!