2019年シーズン開始前1

【松本山雅 神田社長の講演を聞いて】

2019年2月6日(水)松本市勤労者福祉センター

 

仕事上、お世話になっているIT企業主催の「働き方改革」についてのセミナーが開催され、特別講演として松本山雅神田社長の「企業理念」について聞くことが出来た。

主催のIT企業は松本山雅のスポンサーという関係でもあり実現したのでは。

そのIT企業の社長さんから神田社長がこういう機会で講演することは殆ど無いと言ってました。私も神田社長の話を聞くのは初めてでした。

 

神田社長は最初に山雅入社のいきさつ、今までやってきた事、今後やりたい事について語られた。

 

神田社長は元山雅の選手で引退後、東京の不動産会社で営業経験後に山雅に入社し8年。5年間社長されている。

 

温故知新」「CIコーポレートアイデンティティ」「ドリームビジョン」この3つが山雅の企業理念である。

 

温故知新

 

神田社長が山雅に入社して、最初に山雅の存在意義を明確にした。

 

①クラブは誰の為に有るのかの共有

街のため、地域の楽しみのため

 

②ステークホルダーが私利私欲無くクラブ、地域の為に行動を続けスポンサー、ボランティア、サポーターみんなが幸福になるため

 

③長野市のライバル(パルセイロ)の存在

パルセイロの存在は必須で切磋琢磨して信州にサッカー文化を根付かせるため

 

CIコーポレートアイデンティティ】

 

山雅との関りが好きになる。広域性を持ち、社員の働き甲斐がある。

山雅社員は喜び、やりがいを一般企業より多く経験できる。

 

ドリームビジョン

 

①人づくり

育成、組織ビジョン

 

②街づくりに貢献、ホームタウンビジョン

山雅喫茶は一例。Jクラブのある街「松本」人が変わる、街が変わる

 

③未来づくり スタジアムビジョン

多機能複合型スタジアム建設を

 

上記以外では「ONE SOUL management」

【ONE SOUL management】

 

ONE family  お互いの発展を目指す(スポーツフェスタ、スマイルアルウィン)

ONE UP    一歩先行くクラブを目指す(山雅喫茶等)

ONE and only 唯一無二のクラブを目指す(チームバモスによるHG運営、サポ中心運営)

 

(雑感)

神田社長は本当に次の一歩先行く事を常に考え、トップダウンでスタッフに共有されている。

アイデアマンである。現状に満足しないトップである。

神田社長&反町監督が同タイミングで山雅に関わったのが山雅躍進の肝と考える。

 

長野に欠けているのは「積み上げ」が無かった事が山雅との差だと実感。

積み上げは人、組織全てかと。監督が毎年変わっていては積み上げにならない。

選手も若手を多く入れて、戦いながら育成し数年かけて積み上げ戦力にする。

 

今季の長野は変革のシーズンにしなければならない。昨シーズンの屈辱を晴らす為に!

 

山雅の真似をしろとは言わないけど、少なくともJ地方クラブの中でも成功している山雅の

参考にできる部分は吸収する位の貪欲さがあっても良いと思う。クラブ側もサポータ側も!

 

#AC長野パルセイロ #松本山雅 #神田社長 #働き方改革 #企業理念