2019年5月12日(日)天皇杯長野県決勝 vs 松本大学
昨年と同様の相手:松本大学(昨年観戦記)とは昨年前半球際の激しいプレス、強引なドリブルに苦しめられ守勢に回り、後半津田、河合が投入され津田と都並のゴールで2-0勝利。
現在のパルセイロは昨年と比べて若い選手が増え横山監督の「走り切れる選手しか使わない」という方針のもと、各選手の運動量&フィジカル面が強化されてきている。
従って昨年の松本大学との試合内容とは違うものになると思っていた。
松本大学については事前情報全くないが、昨年同様のチームカラーと仮定すると球際激しく、強引にドリブルを仕掛けて長野の裏を狙った攻撃をしてくると予想。
結果は前半2点、後半1点をあげ3-0で長野勝利!
戦術・戦略以前に選手個人の判断と同様に攻守の切替の速さやインテンシティ(球際の激しさ)は選手たちの意識やそれまでの練習でチームとして共有するもの。
若い大学生に負けない球際の強さ&ヘディングの強さを発揮した事が試合をコントロールできたのでは。
前半特に松本大学が長野の裏を狙ったロングボールを多く入れ競って、セカンドを拾い強引なドリブルで仕掛けてゴール目指す場面が多かったが、長野が最後シュートを打たせない守備をしていた。相手のCK、FKをマンツーマン守備で自由に打たせなかった。相手の精度にも助けられた。
MVPに輝いた池田(#5)は開始早々、有永(#25)のFKをダイビングヘッドでGo~~aL!!
今季こんな早い時間帯での先制は初めて。池田も長野へ来て公式戦初ゴール。
また松原(#2)が今季公式戦初出場。待ってましたマメ!松原の高さ&サイドハーフ的駆け上がり&ロングスロー&ジャンピングシュート・ヘッドを待ってました。
悉く相手のロングボールを弾き返し、岩沼(#6)のFKを少し触ってコース変えてGo~~aL!!
岩沼のゴールだと思ったらマメでした。ロングスローはやはり凄い!
大城(#23)が後半途中出場した。相手の裏への飛び出し、ドリブルで抜くスピードとボディバランスが素晴らしい。後半竹下(#27)が今季公式戦初ゴールは大城からのパスを慎重に流し込んだ。
大城は交替で入って流れを変えられる選手。リーグ戦でも見たいしフル出場もみたい。
山田(#29)の早い縦パス、相手が奪い取りにきてもロストしないテクニック、岩沼(#6)とのダブルボランチは効いていた。岩沼の刈り取りの激しさに相手はビビッていた。
あとは妹尾(#7)だ。妹尾が欲しがっているタイミングでパスが貰えていない。自分から強引に行こうとすると潰されるパターンから、妹尾の存在感が薄かった。妹尾もチーム内で相性の良いパスパートナーとの連系を構築出来れば本来の無理のない体勢からの得点が増えるのでは。
妹尾の得点はパルセイロには絶対必要。堂安(#8)、竹下(#27)、東(#14)、三上(#19)達の誰かとホットラインが出来れば!
後半20分過ぎあたりから、明らかに松本大学の足が止まった。後半は攻撃されることが殆ど無かった印象。終了のホイッスルと同時に松本大学の選手達が倒れ込んだ。
明らかにスタミナ・フィジカル的に長野が強く、プロとアマチュアの戦いだった。少なくとも昨年の長野とは別のチームだったといえるし、松本大学は完敗だった。
終了後のお互いを讃えたコールの掛け合いは素晴らしい。
今週末の福島ユナイテッドFCとのリーグ戦に繋げたい。
#acnp #AC長野パルセイロ #松本大学 #天皇杯長野県決勝
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