J3第10節を終えて

2020年8月18日(火) 第10節終えての長野

 

J3は第10節が終えて、まだ一巡してなく同条件ではないが各チームの状況・傾向は見えてきた。

前半戦だけでも、あと7試合づつ残っている。

 

現在J3は秋田が独走中。

1位秋田は9勝0敗1分勝点28、得点18、失点2(得失差16)で独走

2位鳥取は7勝2敗1分、勝点22、得点16、失点8(得失差8)

3位熊本は6勝2敗2分、勝点20、得点18、失点12(得失差6)

4位長野は5勝2敗3分、勝点18、得点17、失点9(得失差8)

 

 

5位今治(勝点15/得失差5)、6位富山(勝点15/得失差6)、7位岐阜(勝点15/得失差3)、8位相模原(勝点15/得失差-1)、9位鹿児島(勝点14/得失差2)、10位藤枝(勝点14/得失差1)と4位以下は1試合で順位が変わる団子状態。

 

1試合当たりの平均得点/失点を示すと、

秋田は1.8点/0.2点

鳥取は1.6点/0.8点

熊本は1.8点/1.2点

長野は1.7点/0.9点

 

今治1.1点/0.6点富山1.8点/1.2点岐阜1.5点/1.2点相模原1.1点/1.2点鹿児島1.7点/1.5点藤枝1.9点/1.8点

 

秋田の出来過ぎな結果は別格です。秋田は他の上位チームと得点力は同じでも失点が圧倒的に低い為に独走している。鳥取、熊本、長野は攻守のバランス的にも似た結果となっている。

今治得点力低いが秋田に次ぐ失点で守備力が高い為に上位に位置している。富山、鹿児島、藤枝の守備力が整備されれば上位に上がってくると予想できる。

 

前半戦終了までの上位の残試合の対戦相手を確認してみる。

【チーム】から見たホーム(H)/アウェー(A)を示す。

 

【秋田】G大阪(H),岐阜(A),沼津(H),C大阪(H),今治(A),鳥取(H),鹿児島(H)

【鳥取】YS横浜(A),長野(H),藤枝(H),岩手(A),沼津(H),秋田(A),相模原(H)

【熊本】岩手(H),沼津(A),富山(A),長野(H),相模原(H),藤枝(A),YS横浜(H)

【長野】藤枝(H),鳥取(A),今治(A),熊本(A),C大阪(H),岐阜(A),讃岐(H)

 

 

まだ2位~10位辺りまでは勝点差8しかなく昇格争い状態。長野は前半戦残りはアウェー3連戦の対戦相手が直接昇格争いしている上位チームとでタイトな状況。

長野は直接昇格争い相手と戦い勝利する事で上位へ進出するチャンスとなる

 

当初監督が言っていた勝点2/試合を目標にしていれば昇格争い出来るという計算から10試合なら勝点20が目安。長野は勝点「18」で目標に若干下回るが、ほぼ近似勝点である。

  

ここまでの長野は期待通りのチームになってきたと感じる。選手達の運動量が試合終盤になっても落ちない。

選手同士の競争と連帯感(一体感)が強化され、監督・コーチがやりたいサッカーが選手達に浸透してきたと感じる

 

三田をはじめ佐野、吉田、東、木村、佐相の攻撃陣の得点とDF吉村、広瀬の得点もあり確実に得点力は上がってきた。個人的に期待している牧野も前節初めて先発して今後の結果に期待したい。

CB広瀬、浦上、遠藤の安定感と新戦力の喜岡吉村と水谷、川田の両サイドの活性化、長野の心臓ともいえる二人のボランチ藤山と坪川の運動量と危険察知&消去力。

このボランチと三田・東と更にSB水谷、吉村、川田併せた中盤の連動の活性化が進んだ。ここにFW陣の前線からのプレスも効いている。攻守の連動性が進んできた。

 

全選手が監督・コーチの作戦・決め事を理解し実践してきている。

タイトなスケジュールで怪我だけには要注意!

 

 

「堅守多攻」がより進化して、誰が出場してもパフォーマンスが落ちず全選手の一体感で複数得点するような後押ししたい!

 

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